不安も欲もある。
何も足さない。何も引かない。
→相場で勝つために、絶対に必要なこと
人は、
すごい話に弱いのではありません。
もっと正確に言うと、
すごい話に乗ったあとでも、
自分だけは無傷でいられると思える空気に弱いのだと思います。
最近それが、
ひどく分かりやすい形で見ました。
「すげえ他責思考になるらしいじゃん」
なかなか見事な言い方です。上手いですね!
少し雑で、でも核心だけは外していません。
皆さんご存じ「すげぇトークン出すらしいじゃん」というノリのよい入口が先にあって、その後に「言わされただけ」「もらい事故」「経済的に連結していない」といった説明が続いたことで、この皮肉が生まれました。要するに、乗るときは前のめりで、燃えたら急に“ただ通りかかっただけの人”になる。その落差が笑われたわけです。
でも、これを
ただのネット大喜利で終わらせるのは少しもったいないです。
中々大笑いさせて頂きましたが、
これって他人ごとではないんですよ。
皆さん、株を買う時はどうですか?
みんな自分の嗅覚で見抜いた顔をしていませんか?
「前から気付いていた」
「これは流れが来ていた」
「ちゃんと見たから分かった」
そんなことを言いながら、
気持ちよく前に出ます。
けれど、崩れると空気が変わります。
今度は、
自分が判断したことではなくなります。
情報が悪かった。
周りが煽った。
有名人が言っていた。
説明がそうだった。
聞いていた話と違った。
急に責任の置き場が、
自分の外へ逃げ始めます。
見事なくらい、するすると。
まるで損失だけが
自動で他人名義に振り替えられる
夢の会計ソフトでも入っているみたいです。
(誰か開発してください。1万円で買いますよ♪)
もちろん、
本当に騙されたケースもあります。
説明が雑だったこともあるでしょう。
発信する側の責任が重い場面もあります。
ただ、それでもなお残る話があります。
なぜその場に座ったのか。
そこです。
相場でいちばん痛いのは、
損を出すことそのものではありません。
自分は自分で考えて入ったつもりなのに、
実は空気に押されていただけだったと気付くことです。
しかも人は、
その瞬間をかなり嫌います。
だから認めません。
認めるくらいなら、
誰かのせいにした方が心が軽いからです。
これが、相場で何度も起きる
いつもの流れです。
買う前は、
自分の判断。
下がった後は、
相手の責任。
強い時は、
俺は見抜いていた。
崩れたら、
そんなはずじゃなかった。
少し意地悪に言えば、
相場を張っているつもりで、
実際には責任の置き場を張っている人も少なくありません。
値段ではなく、
自尊心の逃げ道を探している感じです。
だから、
今回の「すげえ他責思考になるらしいじゃん」という皮肉は、
ただ一人を刺して終わる言葉ではないのだと思います。
あれは、
燃えた誰かへのツッコミに見えて、
実は相場参加者全員への薄い鏡です。
自分も、やっていないか。
乗る時だけ自分の手柄で、
崩れた瞬間だけ他人の責任にしていないか。
その確認の方が、
たぶんずっと大事です。
相場では、
すごい商品より、すごそうに見える空気の方が先に走ります。
そして、
空気に乗る人は多いのに、
責任まで持つ人は急に減ります。
ここが、
いつ見ても変わらない
相場の本当に嫌らしいところで、
本質でもあります。
少し地味ですが、
何が上がるかを見る前に、
誰が前に出て、誰が崩れた瞬間に後ろへ下がるのかを見る方が、
よほど勉強になります。
たぶん相場は、
チャートより先に、
人間のその動きで読めます。
相場の動きは、商品そのものより
人の心理が作る場面が少なくありません。
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