なんで何度も損益を見ちゃうのか。
その気持ちよーく分かる。
私もやった。
何十回、何百回とみちゃう。
見て、落ち着いた“気がして”、また見て、結局ブレてポチッとしちゃう・・・。。
ポジションを持ってる時って、席がグラグラする。
静かに座ってるだけのはずなのに、心の中だけ騒がしい。
増えてたら、呼吸が戻る。
減ってたら、胸の奥がザワッとする。
そして気づく。
撤退条件を見てるつもりで、損益で自分の気持ちを測ってる。
これ、意思が弱いとか才能がないとかじゃない。
人間の仕様です。
不確実な時間に耐えるのが苦手だから、
確定して見える数字に触りたくなる。
損益って「情報」じゃなくて、ほぼ 感情のスイッチなんです。
押したら反応が返ってくる。だから、また押す。
最弱の席に座ると分かる。
このスイッチは、押した回数ぶんだけ判断を鈍らせる。
損益チェックがやってる“事故”
損益を見るほど、判断の軸がズレる。
本来はこうだったはずなのに。
- 撤退条件=予定(ルール)
- 損益=結果(あとからついてくるもの)
でも損益を何度も見てると、こうなる。
- 損益=実況(今の気分)
- 撤退条件=言い訳(あとづけ)
実況って、派手で強い。
そして人間は、実況に勝てない。
たとえばスカウターが鳴る。
「席力、低下。ロット欲、暴走。…撤退条件、行方不明。」
笑い話みたいだけど、現場ではこれが普通に起きる。
今日のルール
見るのは損益じゃない。撤退条件だけ見る。
ここで大事なのは“精神論”じゃなくて、戻る場所を作ること。
実装:乱れた時に戻る「3つの手」
- 損益を見えなくする
表示を切る。別タブ。スマホならアプリの配置を奥に。
視界に入るだけでスイッチが押されるから、物理で消す。 - 撤退条件を1行で書く
「この条件が崩れたら出る」
たった1行でいい。長いと逃げ道になる。 - 触るタイミングを固定する
気分で開かない。
“開く時間”を決める。
それだけで、損益が「誘惑」から「点検」に変わる。
これで、相場が荒れても、席が残る。
心が乱れても、戻る階段がある。
締め
損益を開いた瞬間、撤退条件は一回だけ死ぬ。
で、死んだことに気づかないまま、また開く。
…素晴らしい。ほめて差し上げます。
あなたの席力は、まだ生きていますよ。
→最弱の席:入口
→3話:テクニカルは「未来予知」じゃない。それでも勝てる使い方
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